現代社会のビジネスパーソンは、ストレスやプレッシャーが日常の一部となっています。この記事を読んでいるあなたも同じような悩みがあり、ここに辿り着いたのではないでしょうか?
私自身も数年前、仕事のストレスで体調を崩し、会社を辞めざるを得なくなった経験があります。そのつらい経験から、ストレスを減らして心身のバランスを保ち、心穏やかで充実した生活を送る方法を探しはじめました。そして辿り着いたのが『ウェルネス旅』です。
今回はその大前提となる『ウェルネス』についてお話しします。
ウェルネスの歴史
ウェルネスとは、単に病気や不調がない状態を指すのではなく、心身ともに充実していて調和がとれている、健康かつ幸福な状態を指します。
この言葉が一般的に知られるようになったのは最近ですが、その概念は1960年代にアメリカで始まったホリスティックヘルス運動に由来します。この運動が現代のウェルネス概念の基礎を築き、ウェルネスは半世紀以上にわたって研究されています。
ウェルネスの7つの領域
ウェルネスは多面的な概念で、以下7つの領域に分けられます。(諸説ありますが、私はこの考え方をベースにしています)
- 身体的ウェルネス:適度な運動、バランスの取れた食事、十分な睡眠
- 感情的ウェルネス:感情の認識とコントロール、健全な人間関係、ストレスコントロール
- 知的ウェルネス:学び続けること、新しい知識やスキルの習得
- 職業的ウェルネス:満足感のある仕事やキャリア、仕事とプライベートのバランス
- 社会的ウェルネス:サポーティブな人間関係、社会的ネットワーク
- 環境的ウェルネス:健康的で安全な生活環境、自然環境への配慮
- 精神的ウェルネス:人生の意味や目的の追求、内省と自己成長
ストレスフルな現代社会において、これらの領域が調和の取れた生活を実現するための鍵となります。自分自身の現在地を見つめ直し、これらの要素がバランスよく統合された状態を目指して、ウェルネスを実践していくことが大切です。
ウェルネスは現代を生きるビジネスパーソンのための重要なコンセプト
ウェルネスはビジネスパーソンにとってストレスフリーな生活を実現するための重要なコンセプトです。つきつめていくことで、刹那的ではない、持続的な健康と幸福に近づくことができます。
今回はウェルネスの概要についてお話しました。次回からはウェルネスの7つの領域の具体的な解説や、私が実践する方法の1つとして『ウェルネス旅』をおすすめする理由などを詳しく紹介していきます。
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